【2月撮影レポ】まゆこの歌は、希望の光だった。

2月11日(日)、室蘭市・Live Cafe Solisteさまにて開催された

ライブ「Folk'n Rock Paradise」を撮影させていただきました!!!

高校の同級生であり、親友の鍵盤うたうたい・大廣まゆこさん

「まゆこのライブ、撮らせてほしい!」とお願いしたところ

彼女のバンドだけでなく、全出演バンドを撮らせていただけるという

すごくすごくありがたい展開に!!!

突然の申し出にもかかわらず、おおらかに受け入れてくださった出演者の皆様。

Live Cafe Solisteのオーナーさま、スタッフの皆さま。ありがとうございました!!!

そして、まゆこ。あたたかい心配りを、いつもありがとう。

「S.T.I feat. M」は、椎名林檎のコピーバンド。

曲は名盤「無罪モラトリアム」からでした。

この、シンとした空気からの、「正しい街」。

椎名林檎の音楽にも生き方にもインスパイアされている私としては

目の前で、生音で、あのイントロが流れるだけで

もうノックアウトされそうでした。


まゆこの伸びやかな声で。

バンドの皆さまの、超絶カッコいい演奏で。

椎名林檎の世界観が、そこに再現されていました。



(ああ、もう、魂が出そう。)


出演した全4バンドを撮りながら、私が思っていたのは・・・

すべて、カメラをぶん投げて聞き入りたくなるほどかっこいいライブでした。

実際、オーナーのバンドを撮っているときにはノリすぎて

カメラごと右手を振り上げそうになり・・・。

最後までノリにノって、爽快な気分で撮らせていただきました!


(この「撮るのも大事だけれど聴きたくてしょうがないという点をどうするか」については

 後日お会いしたライブカメラマンの方に、秘策を教えていただきました。)


自分の今の機材でどこまでできるか。

こう動いたらよかった。あのショットは良かった。

などなど、帰宅してからも一人反省会です。

そして、編集しながら、かっこよかったな〜と思い返すことしばし、でした。


実は、まゆこの歌と、Live Cafe Solisteさまには

とんでもないご恩があるのです。

2月11日のこのライブから遡ること、6年と11ヶ月。

東日本大震災のとき、支援の歌を届けてくださったのでした。

* * *

当時の私は、高校教師(理科担当だったので、実験用の白衣が制服がわり)でした。

3月11日は金曜日。揺れている最中に電気は消え、すぐ電話もつながらなくなりました。

日曜日の朝方にケータイの電波が復活。

すぐにまゆこから連絡が来て。「何がほしい?」

「音楽がいいなあ。まゆこの歌が聴きたいよ。」

そう返したところ、すでにLive Cafe Solisteの皆さまが支援の動きをスタートしていることを教えてくれたのでした。


週が明けて、月曜日の1時間目。

その時期はちょうど地学分野を担当していました。

でも、あの惨事を目の前に、地震のメカニズムを話すことが何の意味を持つのでしょう?

かといって、希望につながる言葉をかけられるわけでもなく。

(どんな言葉も、明るい未来とは無縁に感じていたのです、本気で。)

ただただ、無力さが胸に刺さるばかりでした。


そこに、Solisteで収録された、まゆこの歌が届いたのです。

深夜までかけて収録し、編集され、優しい色合いのイラストも添えられて、その歌声は届きました。

たくさんの方のあたたかい思いがこもった、その音は。

なし崩しに、どん底に転げ落ちる方向を選んでいた自分に気づかせてくれました

そして、この支えを受けて、「今こそ私が前を向いてゆこう」と思わせてくれたのです。


毎回、あのときのことを思い出しながら、ライブハウスの扉を開けています。


まゆこ

出演者の皆さま。

Live Cafe Solisteの皆さま。

本当に、ありがとうございました!!!




32 Photography

旅人フォトライター、ウエミチメグミによる 写真撮影、記事執筆、編集サービス。 ストーリーのにじみ出た、心の奥を刺激する写真を。

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