クルマにコンロとお茶を積んで、おいしいものに出会うたびお茶を入れて。
キレイな景色に出会ったら、クルマを止めて心ゆくまで写真を撮る。
そんな気ままな旅、なんと贅沢なのでしょう。
実は青森から北海道に戻ってきて、いちばん最初の旅がそんな感じでした。
車中泊しながら1週間かけてオホーツク海沿岸の小清水町というところまで行って、3週間ユースホステルで住み込みで働いて、また1週間かけて故郷の室蘭まで戻る、という内容です。
道東は、私にとって憧れであり、放浪のスタート地点みたいなものです。
早く、早くやりたくてウズウズしていました。
さて。そんな私の憧れの旅、5泊6日で決行!
(本当はもうちょい長く放浪したかったのになあ)
ルートは
1日目)ニセコから帯広の南、中札内村へ 290km
2日目)中札内から豊頃町を経由して、中標津町へ 270km
3日目)厚岸町の絶景カフェへ・中標津町にステイ 170km
4日目)中標津町から根室、納沙布岬へ 120km
5日目)根室から霧多布湿原、厚岸経由で釧路市阿寒町へ 250km
6日目)阿寒町から豊頃町、帯広経由でニセコまで 450km
(これは目的地を結んだだけなので、ちょっと短めですが)
ん〜、今回の旅で学んだ大きなことは
Googleマップの時間表示・・・かなり酷だよ?これ?ということです。
初日の工程、ニセコから中札内村までの290kmは
「所要時間 4時間50分(高速道路を利用)」と表示されます。
これを守ろうと思ったら。
◎一般道:カーブも坂道も、限りなく制限速度ギリギリ(これ以下になると遅れる)
◎高速道路も、限りなく制限速度ギリギリに上げる
◎休憩はもちろんなし
・・・エグい!厳しい!鬼〜!
なんでGoogle様の厳しさを語れるかというと。
ほぼほぼ↑上の条件を守ってすっ飛ばしたからです(笑)
実際には午後2時には出発するはずが、仕事が舞い込んでスタートが午後5時という
致命的に過酷なスタートで、この旅は始まりました。
「今夜の宿まで290kmかあ・・・」と、すでに自宅でしょんぼり。
どこが気ままで贅沢な旅なのでしょうか。
もちろん、夕食もヘッタクレもなく、パンをかじりながらひたすら走るありさま。
さあ、スタートから先が思いやられることこの上ないですが
とりあえず、旅に出ることはできました!
そして、無事に帰り着きました。
でも、放浪旅ならではの出会いがたくさんで、素敵な思い出ばかり。
そして、皆さんにオススメしたいところばっかり!
これからしばらく、この道東旅の話をしてゆきます〜♡
牧場に連れていってもらって、牛にもたくさん会いましたよ〜。
このホルスタイン、生後1週間の赤ちゃんです。
旅人フォトライター ウエミチメグミ
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