クラシックでここまで好きな曲は、他にないと断言できる。
そのくらい大好きな曲です。「威風堂々」。
教育関係の方には、卒業式や入学式でよく演奏される曲として。
サッカーファンであれば、浦和レッズの応援歌として、数多の人によく知られていると思います。CMで聴いたことがある方も多いでしょう。
私は、このわかりやすく明るい曲調で、アッパーなテンポに加えて
最後の湧き上がるような盛り上がりが大好きなので、よくロックver.のカヴァーを探したりしていました。
大御所ギタリスト、リッチー・ブラックモアのソロver.もかっこいい。
iPhoneを確認したら、なんとパンクver.とメロウなタイプの2種類も入ってる・・・。
先日、検索しまくるうちに知ったことですが
この曲、なんと歌詞があるではありませんか!
タイトルがまたすごい。「Lands of Hope and Glory(希望と栄光の国)」。
1901年に、国王即位に合わせて作られた曲ですから、「希望と栄光の国」という邦訳なのでしょう。
歌詞も、神がこの国(英国)を繁栄させんことを、という内容ですし。
このタイトル、今の世の中で考えれば「全世界が希望と栄光の地であるように」と思えてなりません。
「威風堂々」の作曲者、エドワード・エルガーの言葉に
「作曲家とは吟遊詩人。歌で人を鼓舞する」というものがあります。
クリエイターとしてもハッとさせられる言葉。
人々の希望につながる言葉を紡ぐ。
そうありたいと心から思いました。
腐ってらんねえ。(←この荒っぽい言葉よー!!!)
ってことで。
今シーズン最後の冷え込む夜になるかもしれないので、星を撮りに行ってきます。
人間を取り巻く環境はどうあろうとも、太陽は昇り、月と星は輝く。
春は来て木々は芽吹き、花はほころぶ。
その変わらぬ流れに揺らがぬ強さを感じ、ちょっとほっとします。
あたしだけが、腐ってらんねえ。
変わらず写真を撮り、言葉を紡ぐのみ。
◎遅咲きクリエイターのエドワード・エルガーについてはこちら>
https://www.nhk.or.jp/lalala/archive130427.html
旅人フォトライター × 食いしんぼうエディター
ウエミチメグミ
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